すまん
今回はいつもより私情をはさませて頂く。
最近1年ぶりに専門学生時代の親友がバイト先にやってきた
メールのやりとりはしてた、仕事が大変らしいなぁと思わせるメール
会うのはホント1年ぶり
少し様子が変わっていた感じ(顔色や雰囲気)
別に外見は変わってない
香水の匂いと屈託のない笑顔も変わってない
他愛もない世間話をバイト中にもかかわらず1時間ほどしてしまう
楽しい時間ほどあっという間に過ぎてしまうものだ
色々聞いた、今の仕事のこと、恋人のこと、そして、今ちょっと病気らしいということ
俺はそのときは深くは聞かなかった、彼女も言う気配ではなかったから
そろそろパートのおばちゃんが不機嫌になりそうなんで今日はこのぐらいにした
その日から俺はその子と前よりも連絡をとるようになった、まぁ週に1回程度だが
色々聞いた、今日は仕事場で倒れたとか、睡眠薬飲まないと寝れないとか
俺は心配になった、彼女が今かかってる病について知りたくなった
俺も最近気胸という病気になった、まぁ俺の場合大したことはないのだが
病気のこと彼女は心配してくれてた、でも俺は彼女の病気の方が心配だ
俺「そういやどんな病気なん?ちょっと気になったんやけど」と聞く
親友「正直いうと鬱やに」
正直俺は鬱病のことそんなに知らない、だから初めはピンとこなかった
去年の年末ぐらいから調子が悪かったらしく病院に行ったら鬱病と診断されたらしい
彼女の場合仕事のストレスが原因なんだろう、すごく苦労してる印象を受けてたから
彼女の症状は食欲低下(拒食)・睡眠障害(不眠症)・記憶がたまにとんだり過呼吸になったりするらしい
これは結構なものである、俺は鬱病について調べた
鬱病にかかる人っていうのはまじめで、能力があり、責任感の強い人。物事を、順調に、そして完全に成し遂げようと考える人。
まさに彼女そのまんまなんだよ
専門のとき彼女と接してきたけど俺も全く同じように思った
鬱病で一番怖いのは、そう自殺である
彼女の言葉からもこの自殺というキーワードが出てきた
すげぇ胸を締め付けられる感覚になった、妙な寒気がした
彼女も怖いらしい、当たり前だ
でも必死に考えないように頑張ってる彼女の姿に俺は少しうなだれる
そして俺は治療方法を調べた
その治療法は「話を聞いてあげること」
でもただ話を聞くんではない
聞き上手になり、きちんと理解し共感してあげること
叱咤激励(大きな声で叱ったり、励ましたり)はしないこと
そして休養をとらせるように勧めること
そう、気持ちが不安定な彼女に対して、俺が自分の感情を如何にコントロール出来るか
冷静に話を聞く忍耐と覚悟、希望を与え絶望や不安をやわらげる接し方が出来るかが問題になってくる
でも俺なんかが鬱病の薬になれるんならお安い御用だよな
今は自分のことより親友のことが心配だ
数少ない親友を失いたくない。
これを読んでる人の周りの大切な人が鬱病にかかったときは
あなたが守ってあげて下さい
大丈夫、きっと治る
治ったら素敵な日々が待ってるから
それまで焦らずゆっくり治療していこう
俺、万能薬になれるかな
うん、なってやる。
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